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初期設定の終わった Raspberry Pi 3 ですが、いよいよ本格的にいじっていこうと思います。今回は Ruby をインストールしてSlackに通知を送るまでをやってみます。
Rubyをインストール
Raspbianにはすでにruby 2.1.5 がインストールされているようです。
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$ ruby -v ruby 2.1.5p273 (2014-11-13) [arm-linux-gnueabihf] |
ですが、ここでは rbenv をつかって2.3系をインストールしていきます。
まずはビルドに必要な各種パッケージをインストールしてしまいます。
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$ sudo apt-get install build-essential bison openssl libreadline6 \ libreadline6-dev curl git-core zlib1g zlib1g-dev libssl-dev libyaml-dev \ libsqlite3-0 libsqlite3-dev sqlite3 libxml2-dev libxslt-dev autoconf \ libc6-dev ncurses-dev |
rbenv のインストールはドキュメントのとおりに進めます。
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$ git clone https://github.com/rbenv/rbenv.git ~/.rbenv $ cd ~/.rbenv && src/configure && make -C src $ echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile $ ~/.rbenv/bin/rbenv init $ echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bash_profile $ source ~/.bash_profile |
つづけて ruby-build もインストールします。
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$ cd ~ $ git clone https://github.com/rbenv/ruby-build.git ~/.rbenv/plugins/ruby-build |
これで rbenv の準備ができました。
さっそく ruby 2.3.4 をインストールしてみます。
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$ rbenv install 2.3.4 $ rbenv global 2.3.4 $ ruby -v ruby 2.3.4p301 (2017-03-30 revision 58214) [armv7l-linux-eabihf] |
slack へ通知をおくる
ではさっそくslackへ通知を送るrubyスクリプトを書きましょうか。
といってもやり方は簡単。
slack-notifierを使う。
ただこれだけ。
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$ gem install slack-notifier --no-ri --no-rdoc |
ざっくりとスクリプトを載せておきます。
途中の [slack-incoming-webhock-url]
のところは事前に slack の IncommingWebHock を設定したURLをコピペしてください。
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# -*- coding: utf-8 -*- require 'slack-notifier' # slackの設定 WEBHOCKURL = "[slack-incoming-webhock-url]" CHANNEL = "#general" # slackに通知 attachment = { color: "good", text: "もしもし?届いていますか?", } notifier = Slack::Notifier.new WEBHOCKURL, channel: CHANNEL, username: 'Pi' notifier.ping '', attachments: [ attachment ] |
実行して無事にslackに届きましたか?
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$ ruby post_to_slack.rb |
さて、次回は温度湿度センサを使って温度/湿度をslackに通知できるようにしたいと思います。