格安SSL証明書 CoreSSL を設定してみた【スクリーンショット多数】

これまでは StartCom の StartSSL を利用していましたが、2016-10-21以降に発行された証明書は Firefox51 以上だとエラーが出てしまうようになりました。

tamulab.jp

StartSSLで発行した証明書がFirefox51で使えなくなった[追記: Chromeも]

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https://tamulab.jp/forbidden-certificated-by-startssl-for-firefox51

このサイトではSSL接続になるようにStartComのStartSSLで取得した証明書を利用しています。んで、そろそろ更新時期だなーとおもって更新したらFirefox51で Peer’s Certificate has been revoked. なんてエラーが表示されてサイトが閲覧できなくなりました。どうやら Firefox51 以降のバージョンではStartComが発行したSSL証明書を信用できないとしてこのようなエラー表示になるようです。※翻訳してくださっているサイトがあります→【翻訳】WoSign と StartCom による今後の証明書は拒否します - Mozilla Security Blog 日本語版この記...

格安SSL証明書なら SSL BOX

ネットオウルが運営している SSL BOX だと、CoreSSLを始めとした各種格安SSLを購入する事ができます。
ここでは CoreSSL, SecureCore, RapidSSL, GeoTrust の4種類 + ワイルドカード対応のCoreSSL, RapidSSLの2種類、計6種類を取り扱っています。
最安値なのは CoreSSL で1年あたり990円、3年契約にすると1年あたり790円という吉野家の特盛(680円)とそんなに変わらないお値段となります。
他にも 0円で利用できる Let’s Encrypt の取扱もありますが、こちらは3ヶ月毎の更新が必要となります。

以前は格安SSLといえば RapidSSL でしたが、いつのまにやら値上がりしてしまいました。以前は 1,900円くらいだったよーな。。。今でも代理店によっては 2,000円以下のところもあるようです。

SSL BOX で CoreSSL を取得する

流れとしては、プリペイドに1,069円チャージ→SSLボックス新規取得→その他のサーバーで利用する→決済を行う→取得申請→CSRをコピペして申請→中間証明書とSSL証明書をダウンロード、です。
なお、CSRについては事前にサーバで秘密鍵とともに作成が必要です。このあたりは利用しているサーバとかによって異なるので割愛させてもらいます。詳しくは SSL証明書 CSR作成 とかでググってもらうとわんさかと見つかると思います。
http://www.sslbox.jp/support/man/csr_make_flow.php
http://comodo.jp/support/csr_generation.html
https://www.geotrust.co.jp/support/ssl/csr/

新規申請画面でCSRをコピペして申請を行うと、ドメイン認証のメールが届くので、そこに書かれているURLにアクセスして認証コードを入力します。

取得したSSL証明書をサーバにインストール

SSL BOXの管理画面からダウンロードしたSSL証明書と中間証明書をサーバにインストールします。
こちらもサーバやWebサーバの種類によって異なるので、詳しくは割愛。
SSL証明書 インストール とかでググってもらうとみつかります。
http://www.sslbox.jp/support/man/install_flow.php
https://jp.globalsign.com/support/ssl/list.php?cat=install
https://www.geotrust.co.jp/support/ssl/install/

ハマりそうなポイント: Webサーバに nginx を利用している場合は中間証明書とSSL証明書を1つのファイルに結合しておかないといけません。そのときに結合する順番を間違えないように。
まずは SSL証明書 、その次に 中間証明書 という順番ですよ。

インストールしたSSL証明書の確認

ブラウザのアドレスバーに表示されている鍵マークをクリックすると証明書の詳細を見ることができます。