AWS RDS から EC2 インスタンスに DB を移設

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8月で1年間の無料利用枠が終わってしまって、RDS の利用料がかかるようになってきました。
東京リージョンの場合、一番小さい db.t1.micro インスタンスでも $0.035/1monthhour ですから単純計算(0.035 * 30 * 24)で1ヶ月あたり 約 $25 となります。
日本円にしたら 2,500円 くらいでしょうか。

今のところ使っているDBは この blog と、艦これデータベース というごく小さなサービスだけなので RDS から EC2インスタンスに DB を移設してしまうことにしました。

EC2 インスタンスは 東京リージョン の small インスタンスです。元々このblogも艦これデータベースのサービスも同じインスタンス上で動いていますので追加費用は0です。

RDS から移設するからって特に特殊なことはありません。
通常のDB移設と同じように ダンプ&リストア でokでした。
手順は以下のとおり。

RDS からダンプ
# mysqldump -u root -p wordpress > ./wordpress.dump

EC2 インスタンスの MySQL にリストアの前に、データベースとユーザーの作成
# mysql -u root -p

リストア
# mysql -u root -p -D wordpress < ./wordpress.dump

あとは wordpress の設定ファイルでデータベース接続設定を変更します。

他のデータベースについても同じように、RDSからダンプ→データベース&ユーザー作成→リストアという手順です。

全てのデータベースでリストアが終わったら RDS インスタンスを停止させます。
RDS のインスタンス一覧でスナップショットを取りたいインスタンスを選んで右クリックから Delete を選びます。
削除前に最終スナップショットを作成するか聞かれるので Create final Snapshot? が Yes なのを確認して Yes,Delete をポチッと押します。
すると Snapshots に最終スナップショットが作成され、RDS インスタンスは削除されます。

もし、munin など監視ソフトウェアで RDS の mysql を監視していたりする場合は適時設定を変更して下さい。