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我が家に Raspberry Pi(通称:ラズパイ)がやってきました。
開封の儀でいきなりつまずく
届いたその日のうちに開封の儀をとおもったんですが、てっきり自宅にあるとおもってたUSBキーボードが見つからないという事態に(´・ω・`)
翌日、家電量販店にて iBUFFALO 有線コンパクト&スリムキーボード ブラック BSKBU13BKを買ってきました。
開封の儀(リベンジ)
今回購入したラズパイは スイッチサイエンスさんで販売されているRaspberry Pi 3 スターターキットです。
スターターキットなので本体の他にACアダプタ、HDMIケーブル、ケース、RaspbianOSイメージ書き込み済の microSD 8GBが揃っています。
組立自体はかんたんで、microSDカードを挿入してケースにいれたらあとはHDMIケーブルとUSBキーボード、マウスを繋いで、最後にACアダプタからのmiroUSBを接続します。
ラズパイには電源スイッチがないので、電源となるmicroUSBを最後につなぐとそのまま電源ONとなります。
起動したらデスクトップ環境だった
おおっと、いきなりRaspberry Pi Desktopのスプラッシュ画面が表示されました。
どうやらスターターキットのmicroSDにはデスクトップ環境のRaspbianが入っていたようです。
とりあえずWi-Fiに接続してしまいましょう。
画面上部のツールバーの右端にあるWi-FiのボタンからSSIDを選択して接続します。
ここからはRaspbianのターミナルを立ち上げて初期設定をすすめます。
初期設定
初期設定用のツール raspi-config
を使って初期設定しましょう。
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$ sudo raspi-config |
今回は温度センサとかをつかって室内環境のモニタリングを行いたいので基本的にはCLIで起動してほしいので
3 Boot Options > B1 Desktop / CLI > B1 Console
から CLIで起動するように設定します。
他にも piユーザのパスワード、タイムゾーンの変更、SSHの利用設定をやっちゃいます。
– 1 Change User Password
– 4 Localisation Options > T2 Timezone > Asia > Tokyo
– 5 Interfacing Options > P2 SSH > Yes
これで reboot したらCLIでログイン待ちとなり、SSHでの接続もできるようになります。
SSHでアクセスするのにIPアドレスを調べるためにその都度ディスプレイやキーボードをつなぐのもめんどくさいので固定IPアドレスに変更します。
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$ sudo vi /etc/dhcpcd.conf |
ここで最後の方に以下の4行を追加します。
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interface wlan0 static ip_address=(固定にしたいIPアドレス) static routers=(ルーターのIPアドレス) static domain_name_servers=(DNSサーバのIPアドレス) |
固定にしたいIPアドレス、ルーターのIPアドレス、DNSサーバのIPアドレスはご自身のネットワークに合わせて設定してください。
これで再起動した後は設定したIPアドレスでSSH接続できるようになっているはずです。
もしキーボードがUS配列と認識されていたら
繋いだ日本語キーボードがUS配列だと認識している場合もあるので、そのようなときは
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$ sudo localectl set-keymap jp106 |
としてから reboot するとJIS配列に戻ります。
パッケージ、ファームウェアのアップデート
ここまできたらラズパイに繋いでいたディスプレイ、キーボード、マウスは外しちゃってもOKです。
ここからさきはSSHをつかってリモートアクセスで進めていきます。
SSHでログインするには
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$ ssh -l pi (ラズパイのIPアドレス) |
として pi
ユーザでログインします。
パッケージ群のアップデート
RaspbianはDebian系のOSなのでパッケージの管理は apt
を使っています。
なので、パッケージのアップデートは
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$ sudo apt-get update $ sudo apt-get upgrade $ sudo apt-get dist-upgrade |
となります。
ファームウェアのアップデートについては
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$ sudo rpi-update |
となります。
と、初期設定とパッケージのアップデートなどが終わったところで続きはまた次回。次はラズパイにRubyをインストールしてslackへの通知をやってみます。