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- All-in-One WP Migrationで簡単にWordPressサイトのバックアップができる
- サイト移設にも使えるよ
- 一部有料で制限解除の必要があるかも?
先日の WordPressを勉強しよう!第44回Web勉強会@ノマワクラボ で参加者の人からおすすめプラグインとして紹介してもらった All-in-One WP Migration がほんとに神プラグインだったので紹介します。
そのまえに、Web勉強会@ノマワクラボって?
鳥取県米子市にあるデジタルハリウッドSTUDIO米子で毎月1回開催されている
Webやデザイン、日常の出来事までいろんな内容を参加者みんなで話し合う勉強会です。
一般の人(notデジハリ受講生、卒業生)でも参加できるゆる~~い勉強会です。
1月はWordPressをメインテーマにいろいろ語り合って盛り上がりました。
All-in-One WP Migrationでなにができるのか
プラグインをインストールすると現在のWordPressの投稿やメディアなんかを全部ひっくるめてバックアップをとることが出来るプラグインです。
し・か・も、インストール済みのテーマやプラグイン、データベースのダンプとかも含んでくれるんです。
ちまちまとコンソールから mysqldump とか、メディアファイルのダウンロードとかしなくてもいいんです。
バックアップしたデータは1つのファイルに纏めてくれるので簡単簡単。
エクスポートの対象として幾つかを除外する事もできます。たとえば、スパムコメントとか、投稿リビジョンなんかを含まないようにすることもできます。
さらに、バックアップしたデータを使って別の環境に復元(複製)することもできるんです。
Migration(マイグレーション)=移行、乗り換え の言葉通りサーバの移転とかするときに活躍してくれます。
All-in-One WP Migrationのこんな使い方も
いまのサイトのテーマを変更したいけど変更する前に違う環境でいろいろ試してみたい、そんなときに使えるんです。
別環境としての下準備は簡単で、WordPressをインストールして All-in-One WP Migration をインストール、あとはエクスポートデータをインポートするだけです。
元の管理画面を見ながら「えーと、あとはどのプラグインをインストールすればいいんだっけ?」ということはなくなります。
別環境にデータを復元するときにこまるのが、サイトURLの設定ですね。
WordPressはデータベース上でサイトURLを保存しているのですが、それを書き換えないと管理画面を開こうとしても運営中サイトにリダイレクトされちゃうんです(WordPressあるあるですね)。
その点 All-in-One WP Migrationはエクスポートするときに、サイトURLの一括置換もしてくれるので、別環境のURLに置換しておけばよくある管理画面リダイレクトに遭わずにすみますね。
もちろん、投稿の本文に含まれるメディアのURLも書き換えてくれるので 画像が表示されない なんてこともありません。
別環境にインポートしたら切り替えたいテーマをインストールしていろいろカスタマイズしても運営中のサイトには一切影響がないので安心です。
テーマの設定やカスタマイズが終わったら新しいテーマを運営中サイトにアップロードしてテーマを切り替えれば一瞬でサイトリニューアルが終わっちゃいますよ。
試行錯誤しているところを誰かに見られることもないので安心ですね。
ちょっと注意
無料プラグインでここまでできてもうサイコーなんですが、ちょっとご注意。
幾つかの制限があります。
- インポートするときのファイルサイズ制限: 512MB
- エクスポートする先の各クラウドサービスとの連携: それぞれ拡張機能が必要
- マルチサイト設定の場合: 拡張機能が必要
インポートファイルサイズ制限については Unlimited Extension が必要です。69ドルってことでいまだと7,500円くらい?
あとはエクスポートの各連携はだいたい99ドル(11,000円くらい)ですが、Megaとの連携だけ129ドル(15,000円くらい)となります。
あと、エクスポートされたファイルは独自形式なのでzipファイルのように画像ファイルだけ取り出すといったようなことはできませんでした。
最後に
インポートするときはファイルサイズに制限がありますが、それでもテーマ、プラグインまとめてバックアップということを考えたらぜひおすすめです。