[WordCamp Osaka 2018]セッションレポート-WordBench 長野の取り組みと、コミュニティづくりについて考えたこと。

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スピーカー: Toro_Unit (Hiroshi Urabe)さん

WordPressの地域コミュニティ WordBench の長野をリスタートされた経験をもとにコミュニティづくりについてのお話でした。

WordBench長野@松本市

  • 月1回、10-15人くらいで開催してる
  • 2012年〜16年は2年に1回くらいといった開催だったけど、2016年にリスタートさせた。
  • リスタートにあたって「毎月なにかやる」ということで最初はもくもく会が中心だった。
  • 初回は物珍しさから人が集まるけど、2回目3回目になると段々と減ってく。
  • 極めつけは自分一人だけってこともあったとか。

コミュニティあるある

  • セミナーだと勘違いされる
  • 「特別な人」だと思われる
  • 「先生と生徒」の関係性ができてしまう
  • スライド作るの大変

WordBench長野でやったこと

  • 「先生ぶる」ことをやめる
    • 自分で回答しないで他の参加者にふってみる
  • 参加者同士での会話が生まれるようにする
    • 参加者同士のコミュニケーションが増える→常連っぽいひとが増える→楽になる
  • 「WordPressについて話す会」をやってみた
    • ふらっと気軽に参加しやすいようにしたら定着率がたかかった
    • 参加者は勉強しにきていると思うけど、それ以前に同じWordPressの話ができるひとに会いに来ている
  • コミュニケーションをおおくする
    • その日の参加者一人一人自己紹介タイムを作る
    • (いい意味で)雑な感じで参加しやすい雰囲気を作る
    • 初めて来た人に優しくする、常連だけで盛り上がらない
    • 休憩時間を長めにとってその間に参加者同士が話すきっかけになる
  • 月1回以上なにかやる
    • (参加者が)準備をすることなく気軽に参加できる、ただ集まるだけでもいい
    • 年1回とかだと他の予定とバッティングしたりすると次からの参加が難しくなる
    • 開催頻度が高ければ1回位行けなくても次のときに気軽に参加できる

セッションの感想

コミュニティあるあるについてはすごく共感できました。
たしかに年1回とかだと、いいものにしようとして準備からがんばってしまったりして、結局疲れるということもありますが、月1回とか気軽に集まってできるというのがいいなと感じました。